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職人尽(菓子製造の図)
長崎県長崎市上西山町152番地
彫刻(県指定有形文化財)
江戸時代の菓子製造の様子が描かれた欄間
松森天満宮、 本殿の瑞籬の欄間に中世職人風俗を彫刻彩色した鏡板(縦30.3cm横172cm)をはめ込んだもので、30枚あり、その中の1枚に「菓子製造の図」がある。彫刻者は御用指物師喜兵衛・同藤右衛門であり、この彫刻にみる職人風俗の精緻な描写は、歴史民俗資料としての価値とともに、美術品としても高く評価されている。