高度な技術を要する南蛮由来の砂糖菓子「金華糖」

シュガーロードサイト管理者(2017年2月16日)

今回ご紹介するこだわりスイーツは、和洋菓子司 古川の金華糖です。

店長の古川浩二さんにお話しを伺いました。

古川店長は専門学校で製菓を学ばれた後、東京で8年修行を積み、佐賀に戻ってこられ、もともと和菓子屋さんをされていた佐賀のご実家で洋菓子の販売を始められましたそうです。

「金華糖」は製作に高度な技術を要する南蛮由来の砂糖菓子です。煮詰めた砂糖を型に流し、逆さに返して作るので中は空洞になっています。

「金華糖」や飴細工を混ぜて作られる「寿賀台」は、鯛や松竹梅などの縁起物をかたどっており、かつては結婚式などお祝いの席を華やかに彩っていましたが、今では限られた地域でしか作られていません。お店に並んだ金華糖を見たお客様から「懐かしい」と言って買って行かれることもあるそうです。

今から約15年前、古川様を含む佐賀県菓子組合青年部の菓子職人が伊万里市の最後の寿賀台職人といわれる方からその技法を受け継がれました。寿賀台作りは温度管理が命ですが、適切な温度を知るために職人の作業中に温度計で温度を測るなど様々な苦労をされたこともお話くださいました。

毎年春に開催される「佐賀市が城下ひなまつり」でも須賀台を展示しておりますので、伝統の技を間近に見ることができます。

その他、おすすめなのが「丸ぼうろ」。佐賀を代表するお菓子「丸ぼうろ」は市内の数多くのお菓子屋さんで作られていますが、その味はお店によって様々です。

ここ「和洋菓子司 古川」の丸ぼうろは、先代からのレシピや製法を守り続けています。材料となる卵は卵黄だけを使っており、固めですが、口の中でさらっと溶けるような食感が特徴です。

お店は、佐賀市長瀬町にある「和洋菓子司 古川」様は、70年ほど前に現在の店主のおじい様が開業され、長い間地元の人々に愛され続けています。

お店では、洋菓子を中心に作られており、焼き菓子や豊富な種類のケーキがショーケースに並んでいます。

長崎街道のすぐそばにあり、近辺には古い町並みも残されています。長崎街道を散策しながら街道沿いの菓子文化にぜひ触れてみてください。

店名/和洋菓子司 古川
住所/佐賀県佐賀市長瀬町9-24
TEL/0952-23-7774
営業時間/9:00~20:00
定休日/不定休
駐車場/有