鉄の味がする金平糖!?北九州で話題のお菓子「鐡平糖」

シュガーロードサイト管理者(2017年5月18日)

今回ご紹介するこだわりスイーツは、千草ホテルの鐡平糖(てっぺいとう)です。

千草ホテルの鐡平糖(てっぺいとう)

見た目は8ミリサイズの小粒で小金色の金平糖。味は、鉄の味!お世辞でも美味しいとは言われない味です。通常の金平糖と思って食べると味の違いに驚きます。

千草ホテルの小野山 美緒さんに「鐵平糖」の誕生について話を伺いました。
小野山さんは、当ホテルに入社して約10年。入社当社はホテルレストランのスタッフとして、“地産地消”にこだわったメニュー開発を担当し、今はレストランだけでなくホテル全体の企画・広報を担当しています。ホテルのPRだけでなく、北九州市内の観光地やイベント等を周遊する観光プランを企画し、地域活性化を目指しています。

千草ホテルの小野山 美緒さん

千草ホテルがある北九州市八幡地区は、官営八幡製鐵所が創業した場所であり、近隣の住民の親族には必ず製鐵企業で働いていた人がいるほど、製鐵との繋がりが深い。

そこで、小野山さんはその官営八幡製鐵所関連施設が平成27年に世界遺産登録となったことを記念したお土産を作ろうと思ったそうです。また、千草ホテルの利用者は、一般観光客よりも、製鐵企業関係者などの利用が多いことから、その人たちの“ものづくりの心”をくすぐるお土産が作りたかったという思いから、「鐡平糖」の開発を始めたそうです。

西日本で唯一金平糖を製造している入江製菓㈱の入江社長と話す機会があり、「金平糖は最後の行程で色々な味をつけることができ、100種類の金平糖を目指している」と聞き、金平糖の「金」を製鐵の「鐵」にした「鐵平糖」を作ってはどうかと思いついたとのこと。名前から決めて鉄らしく鉄味にしようという企画で入江製菓に製造をお願いし、現在の鐵平糖が誕生したそうです。

入江製菓工場

製作は半年かかり、何度作っても美味しいものが作れない。周囲の誰からも美味しいとは言ってもらえないため、鉄味の金平糖をあきらめようと思うことが何度もあったが、その度に、入江製菓の入江社長から、「良い企画だ、あきらめないで頑張ろう」という言葉をもらい、販売まで頑張れたとのこと。

しかし、販売まで本当に美味しいと思える金平糖には仕上がらなかったので、当初考えていた大々的なPRをやめて“ネガティブプロモーション”としてこっそり売り始めたところ、購入者からのSNS発信により、「鉄の味がする!?金平糖」として話題になり、福岡県内のほとんどのメディアから取材、紹介され、予想外の注文が続き、発売当初は昔ながらの手法で製造する入江製菓では深夜まで稼動するなど、嬉しい悲鳴となったそうです。現在でも北九州市土産として人気が高く、今後はしっかりとPRしていきたいとのこと。

ぜひ、このお菓⼦、みなさんに⾷べていただきたいです!

千草ホテル

店名/千草ホテル
住所/北九州市八幡東区西本町1-1-1
TEL/093-671-1131
営業時間/10:00〜20:00
店休⽇/なし
駐⾞場/あり
ホームページ http://www.chigusa.co.jp/

★千草ホテルの売店以外にも下記で販売されています。
≪販売店舗(千草ホテル売店以外)≫
(1)井筒屋本館地下
住所:北九州市小倉北区船場町1-1
電話:093-522-3111

(2)いのちのたび博物館
住所:北九州市八幡東区東田2丁目4−1
電話:093-681-1011

(3)北九州市観光協会直営売店「よりみち」
住所:北九州市⾨司区東港町6-72
電話:093-321-6167