カカオ研究所~カカオ豆から焙煎するチョコレートショップ~

シュガーロードサイト管理者(2015年9月1日)

 今回は、飯塚市内に「カカオ研究所」というお店があるのを聞いて訪ねてきました。

 カカオはご存知チョコレートの原料となるものです。カカオを研究するお店とは、一体どんな建物でしょう?

 カカオ研究所は、閑静な住宅街の中にひっそりと佇んでいます。建物というより、見た目は小さい木造のトレーラーハウスと言ったところでしょうか。ドアノブが変わった形ですが、すぐにそれがカカオ豆の形だと気付きます。

 店内は、6畳にも満たない小さなスペースで、壁には、カカオからチョコレートができるまでのイラストや、世界中のチョコレート分布図など、チョコレートマニアにはたまらない展示の数々が所狭しと並べられています。ここで研究所を切り盛りしているのが、中野さんご夫婦です。大将は隣の焙煎室でカカオ研究中だったのでお話が聞けませんでしたが、女将さんにお話を聞くことができました。

 この研究所は平成26年12月にオープンしたばかり。仕事を退職されたご夫婦が経営されています。「ひとりひとりのお客様を大事にしたい。」という思いから、特に大々的な宣伝を出したわけではないのですが、遠方からのお客様が絶えることはないそうです。

 お話を伺った女将さんは、世界中のチョコレートを知り尽くしているのではないかと思えるほど研究熱心で、長崎街道シュガーロードについてお話を伺ったところ、驚くべきご意見が返ってきました。

「チョコレートも長崎街道を通ったはず!」

 もともと長崎街道は江戸時代に大陸から文明が入ってきた道。長崎見聞録によると、長崎にお目見えしたチョコレートが、高価な飲み物として特権階級の間で好まれていたそうです。かつては象やラクダ、孔雀など珍しいモノが長崎街道を通って江戸に送られていきました。なるほど夢のあるお話です。

 チョコレートと言っても、カカオ豆の産地によっていろいろな味が楽しめるそうです。ほろにがいチョコレートや、酸味の利いたチョコレートなど、お好みに応じて選ぶことができます。値段は少し高めなので本格的なチョコレートを楽しみたい大人向けですね。

 中野さんご夫婦は、海外から取り寄せたカカオで常に研究を重ね、常に新しいチョコレートを開発されています。完成した新商品はすぐに店頭に並べられます。訪ねる度に新商品が並ぶわけですから毎回新たな発見ができそうです。また、研究の様子は常にfacebookページ「カカオ研究所」でチェックすることができます。ホームページのオンラインでも購入ができるそうなので、遠方にお住まいの方にもお楽しみいただけますね。

 最後に、女将さんから貴重な一言をいただきました。

「チョコレートの奥深さを知ってほしい。」

 そこには、チョコレート研究者の熱い思いがこめられていました。

カカオ研究所
住所/福岡県飯塚市東徳前17-79
電話番号/(0948)21-1533
定休日/不定休(必ず事前にご確認ください。)
営業時間/13時30分~18時
WEB/http://cacaoken.com/