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長崎くんちの奉納踊ほうのうおどり
長崎県長崎市
民俗芸能 (国指定重要無形民俗文化財)
長崎市諏訪神社の秋季大祭に出される多彩な踊り
現在は10月7日より3日間行われる、長崎市諏訪神社の秋季大祭。演目には阿蘭陀船や龍踊など、西洋や中国の影響が色濃く表れている。
安永7年(1778)には、オランダ商館長フェイトが祭礼と市内の見学の許可を求め、年番町乙名へ白砂糖10籠(2~3トン)を差し出したという記録が残されている。
現在も、長崎くんちの庭見世(祭の前に、本番で使用する道具や衣装、祝いの品を披露する場)の装飾に、ぬくめ細工は欠かせない。